2006.11.07 (Tue)
伝説のすき焼き事件
久々に、うちこ家ネタです。
最近、明け方はかなり寒い。
冬用毛布にくるまって寝ていると、大体明け方には寒くて目が覚める。
そして
「まだ4時じゃん・・・あと2時間は寝られるぅ…」
『あと2時間』はたいてい3時間になり、7時ごろに真っ青になって起きるのが最近の日課です。
それにしても、寒い日にはやはり夕飯には『鍋物』ですよね?
冬場の我が家は
月曜 寄せ鍋
火曜 おでん
水曜 水炊き
木曜 湯豆腐
金曜 キムチ鍋
土曜 すき焼き
日曜 豆乳鍋
という『鍋強化週間』とばかりなラインナップがたまに…。
まぁ、嫌いじゃないけど1週間鍋はキツイですよ、母上。
父は体が温まっていいじゃねぇか? なんて言ってます。
そんな鍋好き夫婦の間に今でも語り継がれるエピソードがございます。
【More】
それは、私がまだ母のお腹の中にいて、鍋好き夫婦二人での生活だった頃。ある寒い夜、母は夕飯にすき焼きを作りました。
ちゃんと、ラードも使って割り下もつくって、お肉は牛肉よぉ!!
と気合十分の鍋の中身。
出来上がった頃、父が会社から帰宅しました。
匂いにつられ、台所へやってきた父。
「おぉ、今日はすき焼きかぁ?」
「そうよぉ? 美味しそうでしょ??」
「早く夕飯にするべ」
父の目の前には美味しそうに湯気を出す鍋。
母は残った洗い物を済ませようと
「先に食べてて?」
と父に言い、流しへ。
その間、数分。
洗い終わった母。
さぁ!! と箸を持ち、生卵を溶き、肉肉~なんて思いながら鍋をのぞくと…
肉がない!!
ひとかけらも!!
あんな短時間になぜ!?
向かいのを見ると、口いっぱいに肉をほおばってほっぺたがパンパンな父の姿が・・・
怒りを抑えながら母は父に聞いたそうです。
母「・・・・・・肉は?」
父「・・・・・・ふぁ(はぁ)?」
母「だから! わたしの肉は!! 」
父「ふぉふぉひふぁふだふぉ(そこにあるだろ)??」
父が指差した先にあったのは…… らーど。
プチ!!
母「あんた!! わたしにこんな脂身食わせる気!?」
父「い、いやぁ・・・そんなつもりは…」
母「吐きなさい!! 今すぐ吐きなさいよぉぉ!!」
母がその後、星一徹と化し、父を締め上げたことは言うまでもありません。
母は、今でも
「あのときはねぇ…お父さん!!」
と、すき焼きのたびに父を威圧。
父は、肉に箸を伸ばしかけてひっこめています。
そして
「♪おれは哀れな婿養子~♪」(注:父は婿ではございません。マスオさんでもございません)
とうたいながら、ちびりとビールを口にしています。
母、そろそろみずにながしてやりなよ?
食べ物の恨みは恐ろしい・・・。
それで家庭が崩壊しなくてよかったね、うちこさん。
まだね、あなたが死にかけのゴキブリになったネタが山のようにあるわよぉ。
みんなが忘れた頃に小出しにしようと思います。
明日、母が公園で笑いものになるんだろうなww
はなこmamaさんへ
ホントよかったです(笑)。
もし、これが原因で離婚して、数年後に
「わたしがあなたのお父さんと別れた理由はね、お父さんがすき焼きのお肉をすべて食べてしまったからよ?」
なんて、言われたら・・・きっと私、ぐれてましたw。
今では笑い話として語り継がれていますが、当時の母は半端なく怒り狂ったそうです。
以来、我が家は『弱肉強食』です。
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